あなたは人と話すとき、クライマックスを先に言いますか?
それとも後に言いますか?
「クライマックス」とは一番盛り上がるところや結論の事を言います。
同じ内容の話でも、クライマックスのタイミングを変えるだけで会話の印象は変わってきますよ。
今回は会話のクライマックスの順番を変えることで、人を楽しませる会話術についてお話します。
クライマックスの会話術を使えば、あなたの会話で多くの人を楽しませることができますよ!
会話が盛り上がるコツ:クライマックス法とアンチクライマックス法とは?
クライマックスのタイミングを決める2つの考えとして、
「クライマックス法」と「アンチクライマックス法」があります
「クライマックス法」とは、クライマックスを最後の方に持ってくる方法です。
聞き手は少しずつ盛り上がっていく話を聞くうちに、「この話はどういうオチになるんだろう…!」とだんだんワクワクしていきます。
ただしあまり興味がわかない話だと、「結局何が言いたいんだこの人は……早く会話終わらないかなあ」という感じで飽きる危険性があるので、そこは注意。
「アンチクライマックス法」とは、クライマックスを最初に持っていく方法です。
最初に結論を言うので、聞き手は何が言いたいのかすぐに理解でき、安心して話を聞けます。。
注意点としては、「最初は盛り上がったけど最後はつまらないオチだった…」なんてしりすぼみになる可能性があります。
最初が面白い分、話の展開やオチにも期待しすぎるわけですね。
相手や状況に合わせた会話のクライマックスの使い分け
クライマックスを決める2つの考えの使い分けはどうすればいいでしょうか?
プレゼンをするときは「アンチクライマックス法」で早めに結論を言い、話の展開を理解してもらったほうがいいです。
逆にそれなりに仲が良い人と直接話すときは、ぐだぐだと話をしてもちゃんと最後まで聞いてくれるので「クライマックス法」でいいでしょう。
会話ではなく文章の場合はどうなるでしょうか?
読み手が読む・読まないを選べる状況では、最初に興味を引かないと読者は飽きて読むのをやめるので「アンチクライマックス法」でいきましょう!
まとめ:会話が盛り上がるコツを覚えて、人を楽しませる方法を使いこなそう!
今回は会話の盛り上がりポイントのタイミングについてお話しました。
人や状況に合わせて、クライマックスを先に言うか、後に言うか決めていきましょう。
クライマックスの会話術を知っておけば、あなたの会話で多くの人を楽しませることができますよ!