世界改変計画

動機付けのススメ!魅力的な小説・漫画のキャラクターの描き方

面白い話はなぜ面白いと思いますか?

世界、設定、脚本、プロット、キャラクター、ギミック、ガジェット、謎、トリック、オチ……。

話を構成している要素はいくつもあります。
この中で話の面白さを決める、1番の要素はどれでしょうか?

どれが1番の要素か、分からないときは人に聞いてみましょう。
人を捕まえて、「あなたの好きな作品(or漫画、小説)って何?」と聞いてみるのです。
タイトルが聞けたら次に「その話のどこが面白いの?」と続けざまに聞いてみましょう。

「どこが面白いのか」を人に聞くと、とても高い確率でキャラクターの話に移ります。
そうです、話の面白さを決める1番の要素は「キャラクター」なんです。

キャラクターを制したものが、話の面白さを制する。

どうすれば魅力的なキャラクターが描けるのでしょうか?
私は魅力的なキャラクターに1番必要なものは「目標と動機」だと考えています。

最終的に成し遂げるべき目標。
どうしてその目標を選んだのかがわかる動機。

この2つがしっかりしていれば、そのキャラは筋の通った力強い動きを生み出します。
力強い動きを持ったキャラクターにあなたは惹きつけられるのです。

というわけで今回はディーンRクーンツ著「ベストセラー小説の書き方」からあなたを魅了する、登場人物の6つの動機付けについてお話します。

あなたを魅了するキャラクターを決める6つの動機

(1)愛情

愛情は恋愛小説でなくても、全ての一般小説に取り入れることが可能です。
大半の読者は、自分の人生のなかで誰かを愛し、愛されることを願っています。
愛のために動くキャラクターは、読者に理解されやすく、共感されやすいのです。

(2)好奇心

人間は好奇心にあふれた生き物です。
好奇心があるからこそ、人間は発展し続け、多くの偉大な発見を成し遂げていきました。

注意する点としては、好奇心が動機になっている場合、命がけの状況は生み出しにくいです。
ただ好奇心を満たすために自分の命を投げ捨てるような行動は、なかなか理解されないでしょう。

(3)自己防衛

キャラの命が危ないときは、自分の命を守るためにどんなことをしても読者は納得するでしょう。
命の危険はキャラも展開も合理的に動かしやすいので、小説を書き始めた人におすすめです。

(4)お金

主人公の動機としてはあまり使われませんが、金銭的な欲望も動機としては扱いやすいです。
少年時代は飢餓に苦しめられ、お金に対する異常な執着心を植えつけた……。といった背景をしっかりと描けば、複雑で説得力のある動機となるでしょう。

(5)義務

昔であれば王様への忠誠、現代なら職務であるという理由が義務への動機になります。
どうしてそれが仕事や義務なのかしっかりと見せていけば、より現実味がでてくるはずです。

(6)復讐

現代は警察や司法が唯一の法の番人である、という認識が強いため復讐は動機にしづらいです。
キャラが目的のためなら手段を選ばない無法者なら、復讐は有力な動機付けになります。

多くの人に受け入れられる作品にしたければ、理由を復讐にするのは避けたほうが良いです。

まとめ:動機づけをうまく使って魅力的なキャラクターを生み出そう

今回は、魅力的なキャラクターを生み出す動機付けの話をしました。
主な動機付けを見てみると、根源的な人間の欲望につながっているものが多いですね。

やはり誰もが持つ欲望は人に理解されやすく、共感されやすいのでしょう。
この動機を使って、あなたも魅力的なキャラクターを作ってみませんか?