世界改変計画

「怖いもの見たさ」とはなぜ起きる?禁止でやりたくなる心理学。

怖くて、見たら後悔すると思うけど……見たい!!

怖くて見たら確実に後悔するのに、見たくなるときってありますよね。
「怖いもの見たさ」ってやつです。

【閲覧注意】なんて書かれていると、なおさら見たくなってしまいます。
注意しろって言われてるのに、ノリノリで見てしまいます。
そして見たことを思いっきり後悔することはあるあるです。

「見なきゃ良かった……」ってね。

似たような話として「ツルの恩返し」の話があります。
「ツルの恩返し」では「絶対にのぞいてはいけませんよ」と言われました。
なおさらのぞきたくなってしまったので、おじいさんはついこっそり見てしまいました。
多分何も警告せずに黙々とやってれば、意外とばれずにすんだでしょうね……。

どうしてあなたはダメと言われると、逆にやりたくなるのでしょうか?

その原因には、人間の本能がふかく関わっているのです。

今回は禁止されるとやりたくなる心理学についてお話します。
この心理効果のことを知っていれば、「怖いもの見たさ」で後悔することは避けられる、かもしれませんよ。

ダメと禁止されたらやりたくなる心理効果:カリギュラ効果とは?

禁止されるとやりたくなる。
そんな心理効果を「カリギュラ効果」といいます。

「カリギュラ」という外国の映画が、公開禁止になったことでかえって話題になったことに由来しています。

「過激すぎだからこの映画は見ちゃダメ!」と言われたから
「どのくらい過激なんだろう…私気になります!」ってなったんですね。
「ツルの恩返し」のおじいさんは、完全にカリギュラ効果のエジキになっていたわけです。

カリギュラ効果の他の例としては「誰にも言うなよ」があります。
人から秘密を教えられた時「誰にも言わないでね」と言われると、逆に言いたくなっちゃいます。

口の固いしっかりものだったら誰にも言わずに済むけど……。
口軽い人だったらすぐに誘惑に負けてしまって、他の人に言ってしまいそうです。
「誰にも言わないでね」と秘密にした情報がどんどんと広がっていくのは、カリギュラ効果のせいなのです。

「怖いもの見たさ」の原因。カリギュラ効果はなぜ起きるの?

うしてあなたは怖いものが見たくなるし、だめと禁止されたものはやりたくなるのでしょうか?
その理由は人間の本能に深く関係しています。

人間には本能的に知らないことは知ろうと、できないことはできるようになろうととするはたらきがあります。
このはたらきがあるおかげで、人間は現状に満足することなく発展しつづけることができるわけです。

怖いからといって考えるのをやめて逃げてばかりいると、いつかその怖いもののせいで命の危険がやってくることを分かっているのです。
だから人は怖いものを見ようとします。
怖いものを知っておけば、あらかじめ対応がとれますしね。

やるなと言われるとやりたくなる、やれと言われるとやりたくなくなる

カリギュラ効果の逆として「やれと言われたらやりたくなくなる」というものがあります。
あなたも宿題をやろうと思っていたのに、親からやれと言われて一気にやる気が無くなったことはあると思います。
これはカリギュラ効果の逆の「やれと言われたらやりたくなくなる」というやつですね。

人によって程度の差はありますが、みんな部分的にあまのじゃくなところがあります。
あえて逆のことをやってみたくなる気持ちを持っています。
この気持ちのおかげで、人類全員が同じことをしたせいで絶滅してしまう、なんてことは避けられているわけなのです。

まとめ:「怖いもの見たさ」の真実!!

今回は「怖いもの見たさ」の正体についてお話ししました。
「禁止されるとやりたくなる」のは本能に大きくかかっている、大切な考え方というわけです。

この心理効果を知っておけば、禁止されて逆にやりたくなったときも、冷静に自分の心を分析できるようになります。
「怖いから見るな」と言われたのに、見ちゃって全力で後悔!なんてことは起きなくなるでしょう!